2010年05月Archive

2010／5／13（木）〜6／22（火）
OZONEプラザ３Fにて、ワンオフデザインの魅力を伝える展覧会に参加します。
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/977.html

展示空間の中に設えた部屋ごとに、実物の造作家具を提案する企画。
インテリアデザイナー 和田浩一さんのテレビ台をテーマにした「みえるもの・みえないもの」、
建築家 小形徹さんの読書をテーマにした「小さな窓辺のあるベンチ」と並んで、
私たち S.O.Y.LABO.はポストと手紙をテーマにした「風待文机・かぜまちふづくえ」を
実際に会場に造作し、展示します。

造作家具というのは、通常、作られるべき場所があってはじめて成立する家具なので、
このような展示会には向かないですし、造作家具を見せることを目的とした展示というものも
今まで経験がありませんが、それだけに挑戦的な面白い試みでもあります。

5／17（月）19：00〜 オープニングパーティも開催されます。
是非、脚をお運び下さい！

写真は太子堂T邸の洗面室の造作家具。

2007年から私たちがクライアントと共に進めて来たプロジェクトが、ついにプレスリリースされました。
翌年、ポルトガルの巨匠アルバロ・シザ氏とカルロス・カスタネイラ氏と山中の３者でパートナー契約を結び
恊働で三浦半島に計画しているホテルのプロジェクトです。
クライアントは、㈱二期リゾート。2010年5月10日号の日経アーキテクチャーに掲載されています。

今までじっくりと計画を煮詰めて参りましたが、設計作業も実施に入り、これから山場を迎えるところです。
日本で実現する、初めてのシザ建築。
S.O.Y.は、このプロジェクトを共に進めて下さる人材を募集します。

性別不問。40歳くらいまで。
下記のメールアドレスまで、履歴書等を添えてご連絡下さい。
info@soylabo.net

書類選考の後、5月17日より随時面接致します。（受付は5月31日までです。）
情熱とスキルがあり誠実な方、大歓迎です。ご応募、お待ちしております！

ご報告が遅れましたが、バリ島視察から戻りました。
アマン、ブルガリなど高級リゾートホテルの視察、石材、木材、工芸品等の資材調達ルートの開拓が目的でした。

シザ建築とアジアの自然観は俄には結びつかないけれど、それを繋ぎ得るのが今回のプロジェクトかも知れない。
ホテルを経営するクライアントの美意識がシザ建築に新たな局面をもたらすことがあるやも、、というスタート時の予感は、
自分にとっては、少なからずこのプロジェクトを進める上での動力となってきました。
そして、私たちS.O.Y.がその橋渡しを行うことに大きな意義を感じます。

++

先週に引き続き、このプロジェクトを共に進めて下さるスタッフを募集しています。
フルタイムで来て頂くことの出来る方、何よりこの仕事の意義を理解して下さる方を求めています。
振るってご応募下さい！

本プロジェクトのアートディレクターであり、バリ視察にも同行された原研哉さんが撮って下さった、貴重な一枚！