NEWS-S.O.Y.建築環境研究所
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2011年03月Archive

2011年03月02日

出張報告 その1 Mar 02, 2011 | Comments (0)

先日の欧州出張のご報告。
今回は、短い滞在ながらフランクフルトにも立ち寄りました。
世界最大級のインテリア商材のトレードショーの一つである「アンビエンテ」に
作品が出品されている為です。
R.F.YAMAKAWAの商材として、昨年、ニューヨークのショーで初披露した「coo coo」。

coo cooは鳥のカタチをした靴べらですが、日本と欧州ではその文化的慣習の違いから、
家の中における靴べらの定位置が異なることも興味深いことです。
どのような反応になるかと心配していましたが、結果は好評だったようで、
一社でなんと2万個のオーダーもあったとか。。

日本でも夏には発売予定。今後の展開が楽しみです。
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Report of the trip in Europe.
This time, I stopped by Frankfurt even a very short stay, to check my own small work
at the world's largest interior trade show "Ambiente".
"coo coo" as a product of R.F.YAMAKAWA, was unveiled at the show in NewYork last year.

It is a shoehorn in bird shape.
My interest is the differences of place of installation in a house
because of the differences in cultural practices in Europe and in Japan.
Though I was worried about a reaction, it was great results.
It seems there were a lot of order, for example, 20,000 orders by one company.

2011年03月10日

出張報告 その2 Mar 10, 2011 | Comments (0)

フランクフルトからポルトガル第二の都市、ポルトへ。
三浦半島に計画しているホテルプロジェクトのため、今回はここに大変重要なミーティングをセットしました。
この街はアルヴァロ・シザさんのホームグラウンド。パートナーのカルロスさんもここを拠点にしています。

設計はいよいよ中盤に入り、これまで伺ってきた様々なリクエストを全て纏めて一つのプランに昇華させる段階。
シザさんからの新しいアイデアも出ているので、今回はそれらを最終プレゼンテーションするのが目的でした。

果たして首尾は、、上々。
クライアントにプレゼンした内容はほぼ全て受け入れて頂けたので、これで、ようやく、次に進めそうです。
また貴重だったのは、クライアントチームとシザさんが直接やりとり出来たこと。
やはり面と向っての直接のコミュニケーションに勝るものはないと実感しました。

2011年03月22日

お見舞い申し上げます Mar 22, 2011 | Comments (0)

この度の地震と津波により被災された方々、
そのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。


10日が経った。
余震や原発や停電や断水などで世の中はまだ騒然としている。
幸い、SOYのメンバーや家族に被害はなかったが、
東北の友人達の親族は被災して避難所暮らしとなったそうだ。
死者、行方不明者が2万人を超える未曾有の災害。
家族や友人を失った深い悲しみの中でも生きる決意をした人々に、
ライフラインの途絶というさらなる苦難が追い打ちをかけている。
水、食料、燃料、命を支える最低限のものさえ十分に届けることが出来ない。
鉄道や道路というものが、個人の移動のための交通路というより、
必要な物資を日本の隅々に届ける血管であるということを改めて思う。
血(物)流が滞ると、比喩でなく途端に生命は危険に晒されてしまうのだ。

今回の地震と津波では、人間の構築物の脆さを改めて知らされた。
世界一と呼ばれた防波堤も、役に立たなかった。
原発の何重ものセイフティネットも、意味をもたなかった。
橋も道路も家も駅も空港も、一瞬にして黒い水に押し流されてしまった。
人間は自然の力の前には、かくも無力だ。
この災難から学べることは何か、謙虚に、懸命に考えなければならない。

被災地を訪れた友人は、生き残った親族と会って、
僕たちはあの日「一緒に死んで一緒に生きている」と感じたそうだ。
重い言葉。。でも、
もし日本国民の皆が同じように受け止め、心から同じように思えるなら、
そして一緒に生き直す勇気が持てるなら、
この苦難も不安も、乗り越えられるかも知れない。
自分もこの言葉を胸に、今後の行動を考えて生きたいと思う。


2011年03月31日

家具展と募金 Mar 31, 2011 | Comments (0)

「本のための小さな家具展」が栃木県日光市で始まりました。
20日から開催の予定でしたが、震災の影響で27日のスタートとなりました。

会場 MITATE (ミタテ) artist gallery
住所 日光市今市1124-4
電話 0288-22-8618
営業時間 11:00〜19:00

今回の展示会における売上げの一部を復興支援として東北関東大震災
Think the Earth 基金へ募金させて頂きます。
一日も早く元気な東北に復興するよう、私達も応援したいと思います。

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