明日10月30日から11月5日まで、秋の恒例となった、東京デザイナーズウィーク(TDW)が開催されます。
今年SOYは、TDWの新しいコンテンツである「建築模型展」に出展します。
これは国内を代表する50名の建築家の軌跡を集めた大規模な模型展であり、ヤマナカの師匠である内藤廣を始め、
槙文彦、伊東豊雄、隈研吾ら上の世代から、藤本壮介、石上純也、谷尻誠(敬称略)らの同世代まで、、
世代を超えて第一線で活躍する建築家の様々なプロジェクトを一堂に会した、興味深い展示となっています。
SOYはこの中で「一番小さな家を一番大きく表現しよう」という意図をもって、
10坪の敷地に建つ「芝公園 塔の家」を1/8スケールで制作し出展することにしました。
私たちにとっても、住宅の全体模型をこのスケール(高さ1.85メートル!)で作るのは初めての試みで、
それは模型制作というより、まるで建設作業、、そこには模型を超えた空間が出現しました。
そこで急遽、
模型の中に出現した「実空間」を展示場所として小さな写真展を開催するという、もう一つの企画を重ねることを思いつきます。
面白いことに、花美術家である施主が「解体される既存建物へ手向けの花を活け、記録したい」という意思と重なり、
写真家も巻き込んで、思いがけない恊働へ発展しました。
EXHIBITION in EXHIBITION
~a floral tribute~
芝公園 塔の家 2F_ GALLERY 3,4F_HOUSEにて
1/8scale 写真展開催!
2012.10.30〜2012.11.5
Flower : 日向雄一郎
Photograph : 安村崇
Space : 秋田亮平
Supervise : 山中祐一郎
解体を待つ建物へのオマージュとして
花美術家 日向雄一郎が花を捧げ
写真家 安村崇が印画紙に記録する。
小さな地面に起こるひとつの死と再生。
小さな建築の萌芽。
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この写真展はTDWのメイン会場(明治神宮外苑絵画館前)内で開催される建築模型展の中に展示するSOYの作品の中で開催します。
2重構造の不思議な出来事を、是非、目撃して下さい!!