書評を書かせて頂きました。
今月の「住宅建築」誌の、BOOK REVIEWというコーナーです。
ヨシフ・ブロツキー作「WATERMARK(邦題 ヴェネツィア)」。
この本に出会ったのは1996年。13年も前のことですが、自分の中で強烈に印象に残っていたらしく、
今回雑誌社から「本は自由に選んで頂いてもよいので、、」という突然の依頼に、
何故か思い浮かんでしまった一冊でした。
自分がノーベル賞作家の書評を書くというおこがましさは、どうにもなりませんが(笑)、
13年経った今でも、なぜ自分の中の印象が色褪せずに残っていたのかを自己検証することには
少なからず意味があったように思います。
No.413 月刊『住宅建築』
2009年9月号(発売/8月19日)の112〜113ページ。
本屋さんで見かけたりされた場合は、ぜひ、感想などをお聞かせ下さい。
「ヴェネツィア 水の迷宮の夢」
原著 : Joseph Brodsky
翻訳 : 金関寿夫
価格 : ¥ 1,985 (税込)
単行本 : 151 p
サイズ : 756(hundredths-inches)
出版社 : 集英社