今年は特に忙しい師走を送らせて頂いております。それも残すところあと僅かとなりました。
当HPの表紙は年に4回入れ替えていますが、忙しさにかまけて入替えのタイミングが少し遅れました。
今回は、ポルトガルで撮影したシザ建築の印象的な稜線です。
彼の言葉「banality and uniqueness」が端的に表わされ、「歴史にその痕跡を残すような」偉大な仕事の、
その実践を見ることが出来ます。
また、作品を2題追加しました。Products 2009年の「書盆」と、
Furniture 2004年の「スピーチテーブル + トーキングベンチ(松岡正剛事務所蔵)」です。
これら2つは、木工職人の真吉さんによって製作されました。
特に後者は、伊勢(下宮、東宝殿)に潜む比例の解析からフォルムを導いたものですが、
その詳細のニュアンスまでを見事な作事が具現してくれました。