三軒茶屋の住宅の現場はその後も順調に進んでいます。工程は半ばを過ぎて後半戦へ。
現在着々と内装のボード張りが進められています。
ボードが仕上がって内側の境界がはっきりして来ると、
改めて「家」というものが、外側と内側を隔てる境界に存在することを意識します。
これは当たり前のことのようですが、その内側に生活する身体をもうひとつの自然と捉え、
さらに脳をもうひとつの宇宙と捉えると、家を中心に挟んだ相対的な自然観/宇宙観が見えてきます。
宇宙(外宇宙)> 環境(外自然)> 家 < 身体(内自然)< 脳(内宇宙)
そうすると家というのはやはり、内外にある自然をよく把握して、外側からも内側からも
相互乗入れが可能なフレキシブルなプラットフォームであるべきだなぁと感じます。