いま八王子市夢美術館で開催中の展覧会は、桑沢学園出身の作家から選出されたメンバーによるもの。
尊敬すべき大先輩から、世界的評価を受ける後輩までいます。
アート、デザイン、建築という狭い業界ですから、この展示に至るまでにも少なからぬ接点があり、、
浅野泰弘さん、清水和久さん、金山元太さんは過去の別の展示会で。鈴木康広さんは、大学のレクチャーでご一緒しました。
なかでも、野老朝雄（トコロアサオ）さんとは特別な接点（接面？）があります。
大学の２年先輩であり、ロンドンのAAスクールの先輩でもあり、AAで師事した先生も同じ。
その先生からともに強い影響を受けました。
帰国後、D.D.D.という名のアートユニットをつくりしばらく一緒に活動もしたのですが、
その期間があまりに濃かったので、、今や先生よりも強い影響を彼から受けていると自覚しています（笑）。
その野老さんと、実は十数年ぶりに作品を並べています。
しかも自主的な企画ではなく、第三者のセレクトで同じ舞台に立つ機会は初めて。
とても不思議な、深い感慨があります。
建築的思考をベースにしながら、彼は今、グラフィック的表現を追求する活動を展開して、世間の耳目を集めています。
当美術館にお出かけの際には、是非、作品を注意深く見て頂けたらと思います。
（８月２５日（土）には、彼が担当する子供ワークショップもあります！）
