本のための小さな家具展が、少し趣向を変えて再びリゾナーレに戻りました。
今までは本のために、本との関わりを豊かにするために、家具や小物を提案して来ましたが、
今回は本からインスピレーションを得て、皆のそれぞれの作品づくりに繋げています。
展示販売は、来月6日まで。
リゾナーレも丁度ハロウィンの飾り付けで楽しく盛り上がっています。
是非、お出かけ下さい!
ヤマナカは売り出し中のCoo Cooを出品したかったので、逆にぴったり来る本を探すことに(汗)。
そして「白の鳥と黒の鳥」という本を選び、下記の紹介文を添えました。
いしいしんじ氏作のこの本は、沢山の短編から成っていて、そ
れぞれの短編のタイトルには色や色を示唆する言葉が入っている。
それぞれの色がそれぞれの世界を持っているように、この本も
小さな世界の集まりであり、それはまるで使いかけの、ちょっと
シュールな絵の具箱のようだ。
Coo Cooは、靴を履くという日常の何気ない行為に小さく主張
する色を挿入することで、その些細な行為さえも愛おしくさせる
ような靴べら。
玄関で出迎えてもらってもいいし、ポケットにそっと忍ばせて
連れ出してもいい。
夜中まで掛かってしまった、、設営の風景。