以前この欄でもご紹介したことのある家具「イングルヌック」が進化しました。
イングルヌックとは西暦5世紀頃のケルト族の言葉。「温かくて居心地の良い場所」という意味です。
茶室の様な身体スケールの空間をこれ以上無くコンパクトに出現させる道具で、
これがあれば、家のちょっとしたコーナーにインスタントに書斎を持つことが出来ます。
世のお父さん方にアピールするつもりで作ったのですが、秘密基地的雰囲気のためか、むしろ子供たちに受けて、、
安全性の観点からディティールを見直し完成度を高めた上で、
このたび、ある自動車ディーラーさんのキッズコーナーに複数台納めさせて頂きました。
仕掛人は、syocaさん。
「本のための小さな家具展」の企画から発して、子供たちへ良質な空間と時間を提供する
意義のあるお仕事に繋げて下さいました。
出荷前のイングルヌック。高階木工所+イヌイフュージョン製作。