NEWS-S.O.Y.建築環境研究所
S.O.Y.LABO.

NEWs
« 熱海もいよいよスタート | メイン | ツリーハウス展、三越でやってます! »

花美術家に捧ぐMar 18, 2014

都心の一等地の車2台分余りの小さな敷地。
小さいながら、ビルの谷を穿ち、力強く大地と空を結んでいる、そんな場所に
友人である花美術家とその家族のための「塔」を建てている。
塔は、創作の拠点であり、発信の場であり、安息の居所となることが求められている。

敷地いっぱいに根を張り、天に伸び上がる、コンクリートの甲殻が、
ついに内部の支保工を外し、その全貌を顕にした。

機能を求める床としては極限まで小さく、また塔状であるが故に、
その空間はまさに階段で成り立っている。
そう、これ(階段)しかない。しかし、それが全てを顕わすようなものであるならば、
それでいい。

%E6%97%A5%E5%90%91%E9%82%B8%E7%8F%BE%E5%A0%B4.jpg


Post a comment ※承認されるまではコメントは表示されません。







line